やけどにはアロエや味噌といった昔からの自然療法も多いですよね。
しかし、症状が悪化することもありますので、自分で処置する場合には、なにも塗らないのが良いようです。
やけどの応急処置で最も有効な方法は、「冷やす」ことです。
冷却はなるべく早く始めることによって効果が高まります。
清潔な水道水などの流水で十分に冷やしましょう。
しかし、寒い時や、特に乳幼児では過度の冷却は体温を低下させます。
ショックを起こすなどの危険もありますので、十分な注意が必要です。
自己判断で水ぶくれを破って消毒したり、市販の薬を使う人も多いと思います。
しかし、症状によってはそれが病院での治療の妨げになることも考えられます。
症状の悪化につながり、傷痕などが残りやすくなります。
ここでは、自分で出来るやけどの処置と重症のやけどの処置について紹介しています。
やけどはその程度によってT度/U度/V度に分類されます。
状態によって適切な処置法も異なります。
T度熱傷(表皮熱傷)は、皮膚が赤くなりヒリヒリするような軽い症状です。
日焼けもこれにあたります。
洗面器に水、または氷水を入れて30〜40分位冷やします。
清潔なガーゼなどで水気を拭いて、そのままにしておけば数日で治癒します。
U度熱傷(真皮熱傷)は水疱が出来て、強い痛みを伴います。
水泡は破らずに、T度熱傷と同じ要領で冷やします。
自分の判断で軟膏など薬を塗らないようにしましょう。
水ぶくれをガーゼなどで覆って病院で治療を行いましょう。
U度熱傷でも範囲が広かったり、V度熱傷のように症状が皮膚の深部まで及んでる場合は、すぐに病院に行きましょう。
U度熱傷の場合は冷やすことで痛みが和らいだり、症状の緩和が期待できます。
しかし、V度熱傷の場合は冷やしてもほとんど効果がありません。
また、火災・爆発などで、口・鼻・顔面に熱傷がある場合は気道熱傷の疑いがあります。
気道が熱傷により、除々に腫れ、呼吸困難に陥ることもあります。
この場合には気道確保を他の処置より優先させる必要があります。
やけどは出来るだけ早く治療を行うことが大切です。
皮膚が壊死したり、細菌に感染したり、重大な後遺症につながることを避ける為にも、医師の適切な処置を受けましょう。