一言にやけどと言っても、様々な原因があります。
熱いお湯や油が体にかかったり、炎やナベなどに触ってしまう場合だけではありません。
あまり熱くない湯たんぽなどでも、体の同じ場所に長時間あたっていると低温熱傷になることがあります。
塩酸などの化学物質が皮膚について化学熱傷になることもあります。
やけどした時にはみなさんまずどのような応急処置をしていますか?
とりあえず水で冷やしますよね。
症状に関わらず、水で冷やすことはとても大切です。
痛みが軽くなるだけではなく、やけどが悪化するのを防ぐことができます。
なるべく、水道水などの清潔な流水で冷やしましょう。
氷や、アイスパックなどを使って長時間ひやすと、患部の悪化につながることがあるので注意が必要です。
ここでは、軽いやけどと重いやけどに分けて、応急処置の方法を紹介しています。
肌に表面が、日焼けをした時のように赤くなってヒリヒリするような軽いやけどは、まず、冷やします。
このよう症状の場合は、病院に行かなくても、数日で自然に治ります。
水ぶくれが出来た時は、破いてはいけません。
水ぶくれはやけどの傷口を保護する役割があります。
流水で優しく冷やして、ガーゼやタオルで水ぶくれが破れないようにそっと覆います。
万が一水ぶくれが破れてしまった時は、薬などを使わないようにしましょう。
細菌に感染して、化膿したり、悪化する可能性があります。
出来るだけ早く、医療機関を受診して適切な処置を受けましょう。
やけどが広範囲に及んでいる時は、服を着ている時は服の上から、シャワーなどで冷やしましょう。
あまり長く冷却すると、体全体が冷えてしまう可能性があるので、10分以内を心がけて下さい。
ガーゼやタオルなどで覆えない位、広範囲、もしくは大きな水ぶくれが出来ることもあります。
その場合は、無理に自分で動こうとせず、救急車を呼ぶことも考えましょう。
また、低温やけどに起こりがちな、皮下組織まで及んでいる深いやけどは痛みを感じないことが多いです。
それは、痛みを感じる神経が破壊されてしまっている為です。
水ぶくれにもならずに、皮膚が白くなったり、黒く焦げたようになることもあります。
ここまでになってしまうと、冷やすなどの応急処置はほとんど効果がありません。
痛みを感じなくても、必ず医療機関を受診しましょう。