冬の季節に欠かせない暖房器具。
電気カーペットやストーブ、こたつ、カイロ、湯たんぽなどの使用頻度が増える時期には「低温やけど」になる人が増えます。
低温やけどは、触っていて暖かく、気持ちよく感じる程度の低い温度の熱に、長時間さらされると起きるものです。
皮膚表面は僅かに見えても、内部まで深く傷つけられていることが多く、治癒するのに時間がかかることが多いようです。
高齢者や小さな子供に暖房器具を使用する場合は、特に注意が必要です。
低温やけどを予防する為には、 暖房器具の使用法に注意しましょう。
使い捨てカイロは直接肌に触れないように、下着や衣服の上から使用し、貼付場所は毎日変えましょう。
また、就寝中の使用は避けましょう。
あんかや湯たんぽ等はタオルなどの袋状のものできちんと包み、直接肌に触れないようにしましょう。
ファンヒーターのそばや、こたつ、電気カーペットで就寝しないよう気をつけましょう。
低温やけどになってしまった時は速やかに病院で診察してもらいましょう。
皮膚表面には症状が出ていなくても、日焼けのようにピリピリしたり、違和感を感じる時は低温やけどの可能性があります。
ここでは処置法について紹介しています。
水ぶくれなど、症状が重い時についても説明していますので参考にして下さい。
まず、自宅で出来る応急処置として、やけどをした所に冷たい水を10分〜20分程度かけます。
その後、ガーゼなどをして出来るだけ早く病院に行くことをお勧めします。
軽い場合は病院の治療を必要としませんが、低温やけどの場合は自己判断での放置はとても危険です。
皮下組織までに及んでいる場合は、自己治療での完治は難しいです。
やけどに効く薬などが販売されていますが、化膿や症状の悪化につながる場合があるので使用は避けましょう。
アロエや味噌などの自然療法も有効ではありません。
皮膚表面の症状だけでは判断しにくく、細菌などの感染も起こしやすいです。
普通のやけどより治療に時間がかかることが多いので、出来るだけ早く病院に行きましょう。
皮膚が赤くなる程度や水泡が出来たり壊死状態になったりと低温やけどの症状はいろいろあります。
皮膚が赤くなる程度でしたら跡が残らないのですが、壊死の症状ならば、跡が残ってしまいます。
水疱が出来た場合には破らずに優しくガーゼなどで患部を覆って病院に行きましょう。
水疱を破ることによって出来た傷からの感染などを防ぐ為です。
表面にかさぶたなどが出来て、治ってきたと思っても、内部の皮膚などは壊死が進んでいる場合もあります。
皮膚に変色や痛みがあったり、膿などが出ている時はとても危険です。
皮膚の切除や移植の手術が必要な場合もあるので、すぐに病院に行きましょう。
病院に行くまでは、出来るだけ安静にして、入浴なども控えましょう。
医師の指導によって適切な治療を受けることが完治への近道です。